課外活動 Activity
課外活動 Activity
川畑動物病院では社会貢献の一貫として、海上自衛隊警備犬健康管理や講習会、災害救助犬の後方支援と通訳を行っております。獣医師として動物の診察、治療をするのはもちろんのこと、警備犬の往診や災害救助犬の診察など、貴重な体験を積むことができます。
海上自衛隊警備犬往診
当院は横須賀市にある海上自衛隊陸警隊警備犬の健康をチェックするため往診に行きます。聴診・触診・血液検査・フィラリア検査・尿検査・便検査の項目があり災害救助犬の健康管理しています。
横須賀陸警隊・警備犬とは基地等の夜間の見張り、不審者が入ってきたら吠えさせるなど主な警備を担当する。現役の警備犬はとても体調がよく元気に吠えていていました。中には歩くことが困難な老犬の警備犬もいます。
隊員の方は日々、わんちゃんに愛情を注ぎながら広い敷地で訓練と警備をしています。
災害救助犬活動
International Rescue Dog Organization IRO(国際救助犬連盟)加盟団体であるRescue Dog Trainers Association RDTA(救助犬訓練士協会)に獣医師として後方支援および通訳として参加させていただいています。
国内のIRO 試験や海外でのMission Readiness Test MRT(MRテスト)に参加しています。
- International Rescue Dog Organization IRO(国際救助犬連盟)
国連の5つの救助犬団体のひとつで、認定犬とハンドラーが世界各地の災害に派遣される組織。 - Mission Readiness Test MRT(MRテスト)
災害救助犬チームの基準や能力が明記された国連のガイドラインを基にした犬と人の能力試験 - Rescue Dog Trainers Association RDTA(救助犬訓練士協会)
活動報告
※画像をクリックするとPDFが開きます
救助犬・セラピードック及び訓練士の活動資金は、ご寄付、会費等で支えられております。
1頭でも多くの使役犬を育成する為のサポート及び、これからの活動と地域貢献の為、 当院では、「救助犬の育成・活動支援自販機」を設置協力をいたしました。
詳しくはこちら
地域猫の捕獲、不妊手術
横須賀市で長年、地域猫のボランティア活動を行ってきた方やTNR(Trap:捕獲、Neuter:不妊手術、Return:元の場所へ戻す)活動に参加している獣医師にインタビューを行いました。そこからわかったことは、ただ獣医師が不妊手術を行えば解決する問題ではないということです。そして何より、殺処分をゼロにしなくてはなりません。当院は殺処分ゼロという目標を掲げ「どうぶつ基金」「横須賀市補助金」などを利用して積極的に不妊手術を行える環境を整えています。
また、地域猫を保護した方から、捕獲した住所、猫の性別、体重、年齢などの情報をいただき、地域猫活動の効率化、近隣獣医師と連携を行い、効率的に不妊手術を行っていくようにしています。
殺処分を減らしていきたい獣医師や動物看護師の方にぜひご参加いただきたい活動です。
地域猫不妊手術日:2020年4月より毎週水曜日